先週は何度も現れるポップアップに根負けして、iPhone 7 PlusにiOS 10.0.2をインストールしました。
使い勝手が変わって少々戸惑っていますが、使えない機能は無いので今の所は困っていません。
悩ましいのはMacBook AirのOS X El Capitanです。 DayOne2で過去に遡って10月5日をチェックしてみたら、昨年の今日はMacBook AirにOS X El Capitanをクリーンインストールしていました。
OS X YosemiteからOS X El Capitanへのアップグレードは、通常のダウンロードとインストールでは成功しませんでした。 あの悪夢が蘇ります。
昨年は、OS X El Capitanをクリーンインストールする前日に福岡天神のアップルストアを訪れています。 その日の予約が取れなかったので、開店前から並んでジーニアスに相談。 結局、クリーン・インストールを薦められて、15分足らずでアップルストアを後にしています。
OS X Lionから使い続けていますが、私のMacBook Book Airは128GBしかありません。 OS X を何度かアップグレードしていますが、結局、アプリを絞って環境を作り直すしかありませんでした。
かつてアップルの有料ソフトだった頃に買ってからアップデートして使い続けて来たお気に入りのiPhotoやGarage Bandさえも、インストールを諦めています。 OS X El Capitanで強化された「写真」で、iPhone 6 Plusで撮った写真を管理する事も諦めました。
早い話、OSが重くなった分、自分好みの使えるソフトの数が減りました。
Lion, Mountain Lion, Leopard, Snow Leopardという具合に、最初は猫族だったのです。 ところが、いつの間にやらドカンとしたドデカい堅物になりました。 遊び心が姿を消したのです。
iWorksは残りましたが、iLifeが姿を消しました。 お気に入りだったiDVDやiWebは既に姿を消しました。 GarageBandやiPhotoも、その内に姿を消しそうな気がしています。
久しぶりにNumbersを使ったら、新しいバージョンが出たのでmacOS Sierraにアップグレードするようにというメッセージが出ました。
「iWorksが使いたかったら、macOS Sierraに無料アップグレードしなさい。」
というお達しです。
別に、Siriは必要ないし、MacBook Airの空き領域は10GBを切っていますから、アップグレードは出来ません。 日記をつけているDayOne2やノート代わりのEvernoteが動いてくれれば、後はSafariで事足ります。 既にiTunesでiPhone 6 Plusを管理する事は諦めています。 CleanMyMac3で要らないファイルを消しながら使っている状態です。
Windowsと違って、使うことにワクワク感があったのが、Macの特徴だったのに。 ああ、それなのに、それなのに、次第にWindowsに似てくる。
確かに既にIntel Macです。 それでも、最初は白雪姫でした。
それが今じゃ、
「Numbersが使いたかったら、音声認識とAIをお使いなさい。」
こんな堅物からこんな風に迫られたら、興醒めです。
「違いは日記ソフトのDayOne2が使えるだけじゃん。」
どうしたもんじゃろのう?
What do you think, Siri?