宅急便と東京オリンピック

郵便局から歩いて帰る途中で、大きな道路に停車中の宅急便の車が目に留まりました。 宅配先のお宅までの小径はトラックが入りません。 ドライバーは小雨の中、荷物を抱えて走って行きました。

「大変ねぇ。」

と思いながら通り過ぎようとしたら、

世界が驚く、物流をつくろう。

TOKYO 2020

田舎暮らしが長いと、こう言ったことが分かりません。

人手不足の宅急便だと思っていました。 引き受ける荷物の量を制限する方向に進んでいる物だと思っていました。

 

今日は母が代引きで頼んだ商品が宅急便で届いたので、いつものお兄さんに尋ねてみました。

宅急便にも調査が入って労働時間に問題があることが分かったそうです。 お昼の中休みの1時間が取れていない状態。 12時から2時までの配達を制限するかも知れないとの事でした。

配達してもらう方からすれば時間指定ができるのは便利ですが、配達する方からすれば拘束時間のやりくりが難しくなります。

市内に2つあった中央郵便局が1つになりました。 土日に空いている悠悠窓口が1つに減りました。 近い方の悠悠窓口が無くなったので、週末は駅前まで行かなくてはなりません。 平日の配達も、近くの郵便局の配達員が駅前の中央郵便局まで郵便物を取りに行ってから、配達しています。 今までよりも時間を取られるので大変だと言っていました。

相変わらず宅急便や日本郵便のお世話になっていますが、宅急便のお兄さんも、郵便配達のお兄さんも苦労しています。  ゆうパックの最終便を車で持ってくるのは女の子です。 商品は届けてもらって当たり前。 そんな時代がいつまでも続くとは思えなくなりました。

熊本地震の時は、現地まで届けられずに宅急便のお兄さん達が苦労していました。

福岡で物流が止まっているという話を聞きました。

あれからまだ1年経っていません。

足るを知る。

感謝と反省の春です。

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