ヒヨとの共存

振り返ってみて、この冬はヒヨが来るのが遅かったように感じます。

わが家の金柑は昨年の12月下旬から今年の1月上旬にかけて収穫を済ませて、残りは野鳥のために残して起きました。 最初は小さい野鳥が食べていましたが、大きなヒヨがやって来てからは、ヒヨの餌場となりました。 わが家の金柑は2月には食べ尽くされて丸坊主になりました。

3月になってから、街中でヒヨを見ました。

どうしてこんな処にいるんだろう?

辺りを見渡したら、街路樹の横に植えられた小さな金柑の木には実がたわわに成っていました。 街中の歩道でしたが、人が通らないときはヒヨの独壇場でした。

わが家のご近所には、お庭を半分潰して畑にしてあるお宅が何件もあります。 収穫前の野菜をヒヨに食べられたという話を耳にしたのは今月になってからでした。

先日は、少し離れたお寺の竹藪の近くでやせこけた狸を見ました。 最初は犬かと思いましたが、あんなに見窄らしい狸を見たのは初めてでした。 よっぽど食べ物に困っているんだろうなと思いました。

昨年の2月は伯父を看取りましたが、今年は母も私も無事に冬越し出来ました。 今月は、オイシックスから届けてもらった徳島産の菜の花をお浸しにしていただいたり、ご近所さんから頂いた阿蘇の蕗を使って蕗味噌を造っていただいたり、たっぷり春の味覚を味わうことができました。

三寒四温の候なので、まだフリースやダウンのお世話になっています。 昨年の今日は鈴蘭水仙が咲いていましたが、今年はまだ咲いていません。 

最近は鶯が朝から鳴いていますが、今年は例年よりも初音が遅かったです。

年々、自然環境が厳しくなっています。 気温の日較差も大きくなっています。 お昼からはポカポカ陽気になりますが、朝は屋根に霜が降りています。 無理をせず、智慧を働かせて、小回りの利く生活をしたいと思う日々です。