はらぺこあおむし早期発見

今年は早々と白花夕顔が満開を迎えています。

8月なのに、枯れ葉と花殻の撤去作業が毎朝の日課となっています。

2階のベランダーのプランターに植えた4本は、そろそろ終わりです。 実も膨らんで来たので、頃合いを見計らって主軸を根元から切ろうと思った矢先に、食害を受けた葉っぱを見つけました。

はらぺこあおむしが何処かにいます。

いました!

とても小さいのですが、昨年と同じ種類の蛾の幼虫です。

昨年の2匹はとても大きかったので、ご近所の空き地のオーシャンブルーの葉っぱの上に移しました。

今年はそんな元氣がありません。 「ご免なさい。」と手を合わせて、枯れ葉と一緒に可燃ゴミに出すことにしました。

昨年は白花シーズンのシーズンが遅くて、夏の間は青々とした葉っぱが繁っていました。 あばしゴーヤーは元氣が無く、カマキリ君の数も少なかったので不思議でした。 その代わりに、すぐ隣の西洋朝顔のスカーレット・オハラは爆発的に繁っていて、気がついた時は毛虫が大量発生。 毛虫の撤去や誘引作業が大変でした。 白花夕顔の美味しい葉っぱを爆食いしたはらぺこ青虫は、既に巨大化していました。

西洋朝顔を爆発的に繁らせたのは失敗でした。 2階のベランダで大量発生した毛虫の撤去作業をしたという苦い経験があったので、今年は西洋朝顔を一本も育てませんでした。

アイリスプラザから買ったグリーンカーテン用のプランター4つを使ってみどりのカーテンを設えています。 南側は3つのプランターを使ってあばしゴーヤーを7本、西側はプランター1つに白花夕顔を4本植えています。

今年の白花夕顔は生育旺盛で、あっという間に大きくなって頻繁に水切れを起こすようになりました。 既に満開ですから葉っぱの傷み方も半端じゃなく、枯れ葉と花殻の撤去作業が毎朝の日課になりました。 昨年の様にはらぺこ青虫が爆食いするだけの青々とした葉っぱが残っていません。 被害を見つけるのも早く、今日は早めに小さな青虫の撤去ができました。

食害を受けたのは、3枚でした。

最初の頃はあばしゴーヤーのプランターには余裕があったので、発根したミニトマトの脇芽を挿して育てました。 最初から3段までと決めて、トマトの葉っぱも繁らないようにしています。

あばしゴーヤーは、基本的に葉っぱ7枚で摘芯しています。 今年はまだ6個しか実が付いていませんが、1個目が小さい内に完熟したので、残り5個も食用は半ば諦めています。

毎晩咲いてくれるようになった白花夕顔は薫りの良い大輪が仏様への御供えになっています。 

種もついているので、来年も種まきをしたいと思います。

あばしゴーヤーは明るい癒し系のグリーンのカーテンです。 

来年の種が採れたら御の字です。 その代わりに同じプランターでミニトマトを収穫しています。

西洋朝顔を諦めたので全体的に2階のベランダは昨年ほど繁っていませんが、今年は手入れが楽です。 しかも、思わぬ収穫がありました。

塞翁が馬です。

ベランダ・ガーデニング3年目の夏です。 つくづく諦めが肝心だと思います。 リソースは限られているし、私の時間も限られています。 増やすよりも減らす工夫をしています。 プラス指向からマイナス指向に変わったことは確かです。

手元に種があっても、最初に諦めて種を蒔かないこと。

目出度く発根しても、欲を出して本数を増やさないこと。

順調に育ってきても、欲を出して段数を稼がないこと。

グングン伸びてきても、欲を出して葉っぱの数を増やさないこと。

可哀想でも成仏してもらう事。

今年は2月に伯父が他界しました。 もうすぐ初盆です。

相変わらず生きるために殺生をしています。

相変わらず祈りの夏です。

合掌。