我ながら蛍光管。
昭和の頃の蛍光管はグロー管を使っていました。 スイッチを入れても直ぐには点きませんから、物分かりの悪い人は、「蛍光管!」と呼ばれていました。
白熱球はすぐに点きますが消費電力が高くて熱くなります。 フィラメントも良く切れたので、頻繁に交換していました。
平成になってからは、白熱電球の代わりにグロー管の不要な電球型蛍光管が普及しました。 消費電力も少なくて、フィラメントの白熱球よりも長持ちします。 白熱球よりも蛍光管の方がお高いのですが、ランニングコストは下がります。 わが家のユニットバスも蛍光管が2つ使われていました。
この内の一本が私の入浴中に点滅し始めて、切れてしまいました。 球の付け根がうっすら黒く変色していますから、確かに蛍光管です。
取り外してみたら、NECの電球型蛍光ランプEFA15EL/13 3波長計電球色でした。 100ボルトで、50ヘルツにも60ヘルツにも対応しています。 13ワットですから、40Wの白熱球よりも明るくて消費電力も少なくて済みます。 わが家の風呂場を少し狭めてユニットバスに変えてもらう工事をしてもらった時に使われた物でした。
その代わりに取り付けたのが、買い置きしてあった東芝のLED電球です。 セールの時に980円+消費税でした。 E26の一般電球40W型相当で、やっぱり電球色です。 屋内用で100ボルト、50ヘルツにも60ヘルツにも対応しています。 消費電力は7.2ワットですから、更に少なくなりました。
風呂場の照明器具のカバーを外したのは、今回が初めてです。 最初はウンともスンとも言いませんでしたが、少し力を入れて捻ってみたら、カバーが外れました。
ローヤル電機株式会社の防湿型照明器具です。 写真の黒ずんだ部分は白いゴムのパッキンです。 このお陰で中まで蒸気が入らなかったのですが、開けるときはちょっと手間取りました。 一般電球は60ワットまで、電球型蛍光ランプはEFA型の15Wまで使えます。
今回は7.2ワットのLED電球に交換しました。 15Wの半分以下です。 しかも13Wの蛍光管よりも明るくなりました。 一枚目のお写真を御覧になれば一目瞭然。 左の蛍光管よりも右のLED電球の方が明るいです。 天井に光が反射するほどですから。
カバーもパッキンもお掃除できたし、吉日となりました。
万事塞翁が馬。
今日は2月最後の日曜日でした。 街まで出たついでに、ベスト電器でLED電球を買い足しました。 東芝のLED電球は新型になってお高くなっていましたから、YAMADAのLED電球です。 全光束は485ルーメンですから東芝のと同じ明るさですが、消費電力は5.2Wと更に少なくなっています。 寿命は同じく40000時間。 ベストのメンバーズカードを出して現金払いだと割り引いてもらえるので、1078円です。 お値段は東芝の旧型をセールで買ったときとほぼ同じでした。
東芝の苦戦は原発事業に限らない。 LED電球も然り。
学びの日曜日でした。
What a Sunday School!