早い物で春のお彼岸です。
2年前からiPhone 6 Plusを持ち歩いています。 フランクリン・プランナーを持ち歩いていた頃もありますが、今はジャーナルアプリのDayOne2を使っています。 iPhone 6 Plusで撮った写真をDayOne2に入れると時系列で並べてくれるので、メモを書き足すだけで日記になります。 しかも便利なことにReliveという機能があって、過去まで遡って今日の出来事をピックアップしてくれます。
1年前の今日(2016年3月17日)は久留米の石橋文化センター内の石橋美術館で古美術点を観ています。 その帰りに同センター内の日本庭園で、池の中の大きな花菖蒲の鉢を観て写真を撮りました。 3月ですから花菖蒲の季節ではありません。
菖蒲の球根には向きがあります。 球根の向きや配置を観ているだけでも惚れ惚れするほどキレイです。
あれから一年が経ちました。 わが家の花菖蒲も手入れ時です。
わが家の庭は2箇所に花菖蒲が地植えされた空泉水(からせんすい)です。 最初から水のない池の2箇所に花菖蒲が植えられています。 一昨年の花菖蒲のシーズンの後、母が2箇所とも掘り起こしました。
地植えのスペースに対して株もかなり増えたので、アイリスプラザの深型のベジタブルポット1個に株分けをしました。 長年肥料をあげてなかったので、地植えもポットも有機肥料をたっぷりあげました。
石橋文化センターのプロの庭師さんの技には敵いませんが、小さな株ばかりのポット花菖蒲もそこそこ元氣に育っています。 昨年は咲きませんでしたが、今年は咲いてくれるでしょう。
地植えの2箇所も枯れた葉っぱを取り除いてから肥料をあげて、水をあげました。
一番スペースの広いこの区画は去年も沢山咲いてくれました。 今年も新芽が出ていますから、6月になったら咲いてくれるでしょう。
写真では分かりづらいのですが、小さい区画の花菖蒲も元氣です。 株の数が少ないので花数も少ないと思いますが、今年も咲いてくれるでしょう。
数年前、明治神宮御苑の菖蒲畑で我が家の花菖蒲と同じ種類の花菖蒲を見つけました。
紫衣の雪(しいのゆき)です。
その後、太宰府天満宮の菖蒲池でも同じ種類の花菖蒲を見つけました。
雲井の雁です。
太宰府天満宮のネーミングは、源氏物語に因んだものですが、ストーリーの流れから言って、ちょっと怖いものがあります。
何はともあれ、わが家の花菖蒲は今年も梅雨になってから大輪が咲いてくれると思います。 雨に打たれる前、蕾の内に切り花にして御供えするのがわが家の常。 3ヶ月前倒しで、お彼岸の間に花菖蒲の手入れをするのがご先祖様への供養です。
皆様もどうぞ良い春のお彼岸をお迎え下さい。