リスクヘッジの夏

今日も真夏日でしたが、相変わらず白い空になってもまだ撒いていました。

ベランダ・ガーデニングを始めた2年ほど前から、日照時間の少ない夏が続いています。

梅雨明けしても湿度が高くてカビやキノコが生えたり、花や野菜に病気が出たり。

暑くなる前はコナジラミが大発生。 暑くなったら毛虫が大発生。

とにかく変化の激しい時代です。 同じ失敗を繰り返す余裕がありません。

ガーデニング初心者と言っても3年目です。 諦められる事は諦めることにしました。

今年は去年よりも夏野菜が不作ですが、早々と諦めています。 10月位までだらだらと暑い夏が続いても、夏野菜はきっぱりと8月中に手仕舞いにしようと考えています。

みどりのカーテンも然り。

種を採るために枯れるまで長引かせません。

今年は2階も階下も白花夕顔に絞っています。 去年に比べると早々と咲き出したので、階下の白花夕顔にはアブラムシや蟻が沢山ついていますが、別に悪さはしていません。 切り花にする時には洗い流すので問題なし。

去年は2階のベランダで育てた西洋朝顔のスカーレット・オハラが繁って毛虫が大量発生しました。花は沢山咲きましたが、切り花にするほどでもないし、葉っぱの剪定と毛虫の駆除が大変でした。 種はたくさん採れましたが、今年は一粒も撒きませんでした。 最初に諦めたのです。

西洋朝顔の種は蒔きませんでしたが、あばしゴーヤーの種は全て蒔きました。 2階のベランダだけじゃなく、階下の白花夕顔のプランターの近くにも地植えしています。 あばしゴーヤーの葉っぱには小さなカマキリが沢山寄ってくるので、近くに植えても問題なしだと判断しました。 功を奏したのか、階下の白花夕顔には小さくて元氣なカマキリが陣取っています。 

白花夕顔の大きな葉っぱを食べ尽くすような巨大な蛾の幼虫を食べてくれるかどうかは分かりませんが、小さな青虫ぐらいならば食べてくれそうな気がします。

2階のベランダから見えるのは、相変わらず変な夕空です。

階下で毎日咲いてくれる白花夕顔に癒される日々です。 毎日切り花にして、お供えにしています。

生きる事は殺生の連続なんですよね。

まだ初心者ですが、それがガーデニングからの学びです。

合掌。