今日は西の空が焼けていました。
しっかり撒かれた後の空。
ご近所の楠が可哀想です。
霧のような不気味な雨が降ろうが、旋風が吹こうが植物は逃げられません。 撒かれっぱなしでも、吹かれっぱなしでも、直立不動。
凹んでも
逃げられるだけ
幸せさ。
人間様の私目は屋内に避難できます。 二階のベランダからだと変な空もネット越しにしか見えません。
こんな空は見たくないので、早く白花夕顔が咲いてくれますようにと願いつつ、今年は早目に摘芯しました。
ありがたい事に、今年は花芽が沢山着いています。
白花夕顔は一夜花です。 香りが良いので、切り花にして仏壇に供えています。
今時の戦争は私の頭では理解不可能です。 西の空に向かって白いお花が咲くように設えたのは、今にして思えば、祈りの気持ちからだったのでしょう。
平成は「天平らかに地成る。」と言う意味でした。
祈りの時です。
合掌。