黒いお目目の赤とんぼ

昨日は怖いほど西の空が焼けていました。

台風19号は去って行きましたが、今日は朝からトンボの群れが飛び回っています。

前回の台風の後もトンボが増えましたが、今回は大軍勢です。

秋明菊がそろそろ咲きそうなので様子を見に行ったら、赤とんぼが羽を休めていました。

まるでハリウッドセレブがかけているような黒いグラサンに似た洒落たお目目。

可愛い顔でこちらを見たのでちょっと遠くからiPhoneのカメラで撮って拡大しました。

夏も終盤になると色んな昆虫が現れます。

メタリックグリーンのお目目のオニヤンマ、赤目のカマキリ、青目のカマキリ、そして黒目の赤トンボ。

私は只々目を白黒させるばかりです。

青目のカマキリとどんぐり目の狸

雨が降らないので今日も庭木と夏野菜に水遣りをしました。

茄子の夏豊作が息を吹き返したので喜んでいたら、水をかけられたカマキリが緑色の目で私を睨んでいました。

睨んでも駄目!

茄子の柔らかい葉っぱはショウジョウバッタに食われて穴が開いています。

睨むのはノルマを達成してからです。

蛹になった腹ペコ青虫

今日は立秋

プランターの壁にへばりついていたあの腹ペコ青虫は、今朝は蛹になっていました。

どんな蝶々になるでしょうか?

静かなワクワクの秋です。

明日は立秋

今日も暑い1日でした。

夕方には玄関先の鉢で母が飼っているメダカが一匹だけ姿を見せてくれました。

他のメダカは陰に隠れていましたが、みんな大人しくじっとしています。

メダカも動くと暑いのでしょう。

相変わらずの猛暑ですが、明日は立秋です。

秋風は吹いているので我が家の桔梗も咲き出したのですが、危険な暑さが続いているせいか、五弁の桔梗が減りました。

4弁だったり4弁のダブル、つまり8弁だったり。

大きく開いた八重の桔梗は生まれて初めて見ましたが、これも植物が生きるための知恵なのでしょう。

人間は皮膚のメラニン色素で紫外線を遮断して身体を守ろうとしますが、植物は花弁の厚みを調整して次の世代に命を繋ごうとするのでしょう。

生き物達の知恵と環境の変化に対する適応能力には舌を巻くばかりです。

負けてるなぁ。

そう思った夏の終わりの夕暮れでした。