玄関先に出してあるピンク系のプリンセチアです。 向こう側の薔薇咲きのローザは緑色のままですが、手前の鉢はピンクというよりは赤っぽくなってきました。
色合いは 紅葉みたいで、雰囲気は5本仕立ての薔薇のようです。 この12月に3回目のクリスマスを迎えますから、かなり大きくなりました。
今朝は温かかったのですが、気温が10度を切るようになるとプリンセチアは屋外には置くと弱ります。
プリンセチアは夏の方が元氣で育てやすい植物です。シクラメンに比べると寒さには強いと思いますが、冬場の温度とお水の管理が難しいのは同じです。
一昨年はクリスマス前にピンク系の3本の寄せ植えを日比谷花壇さんから届けてもらいました。 初めてのプリンセチアでした。
寄せ植えは個体差があるので手入れが難しいです。 手前のピンク系の3本の寄せ植えは、1月5日には御覧の通り。 1本だけが元氣で、あとの2本は既に葉を落としています。
結局、3本とも春を待たずに弱ってしまいました。 向こう側は、クリスタル・スノーです。 最初はヒョロリとしていましたが、一鉢に一本の方が手入れは楽です。 結局こちらの方が春まで元氣にしていました。
手前のピンク系は無惨な姿を見るに見かねて、春が来る前に3本とも強剪定。 これは初心者の私には勇気の要る作業でした。 3つの鉢に分けましたが、どれもすっかり茶色でした。
4月には赤い枝が出てきたので少しホッとしましたが、結局、ピンク系で生き残ったのは3本の内2本だけでした。
最初の夏はまだ元氣を回復できませんでしたが、2回目のクリスマスの前にピンク系は2本ともほんのりと色づいてくれました。
1月は水を控え目にしたので、葉っぱが少しずつ軽くなって枯れ始めました。 春が来るまでに自然に落葉したので、ほっとしました。
クリスタル・スノーも同様です。 2年目は少し白いメッシュが入っただけでしたが、自然に黄色くなって春が来る前に落葉しました。
今年は2度目の春でしたが、最初の春よりも手入れが楽でした。 ピンク系の小さい方も3月までは御覧の通り。 ピンと伸びた葉がしっかり残っていました。 切り戻したのは、温かくなってからです。
5月下旬にはこの通り。 かなり強く切り戻しましたが、手前のクリスタル・スノーも、向こう側のピンク系の2本も、新しい枝葉が伸びています。
6月下旬のクリスタル・スノーはすっかり元氣になって、繁り始めました。 枝が折れないように、少し太くになってから、蘭用の支柱を立ててビニタイで留めて枝の間を広げました。
根元の風通しを良くして、蒸れないように注意しました。 外側だけでなく内側の葉っぱにも日が当たるように工夫しました。
ピンク系は回復が遅かったのですが、それでも6月下旬はご覧の通り。 ちんまりと繁っています。
7月にはピンク系も勢いづきました。
8月のクリスタル・スノーは元氣一杯。 毎日お水をあげました。
ピンク系も御覧の通り。 日当たりの良い2階のベランダに置いたので、グングン成長しました。 葉の色や形を楽しみながら毎日お水をあげるのが嬉しい日々でした。
今年は猛暑でしたが、夏の早い内から秋風が吹いていました。 繁りすぎたクリスタル・スノーを2階のベランダに上げて脇芽かきをしました。 ピンク系は日当たりの良かったベランダから北側の玄関先に移しました。 手間の一本がそうです。 向こう側のプリンセチアは去年の11月にイイハナさんから届けてもらった薔薇咲きのローザです。
台風18号が近づいた時はお天気が荒れましたが、その後で気温がぐっと下がってから、ピンク系の2本はどちらも小さい葉っぱの先端が色づき始めました。 写真の向こう側に見える薔薇咲きのローザはまだ青いままです。
昨年はピンク系の3本の内1本が欠けてしまったので、クリスマス前に薔薇咲きのローザが欲しいと思いました。 12月まで待てば日比谷花壇さんから届けてもらえましたが、11月中に届けてもらえるのはイイハナさんでした。 11月12日に届いています。
今年は日比谷花壇さんでも11月24日から薔薇咲きのローザを届けてもらえるようです。 クリスマスイブも1ヶ月前倒しなんですね。
最後になりましたが、プリンセチアをお買い求めになる前に、サントリーのサイトにある育て方を是非お読みになって下さい。
私的には、プリンセチアは夏から秋にかけて色の変化を楽しむ観葉植物です。 クリスマスまでのワクワク感がたまりません。 3度目のクリスマスを迎えようとしている秋だからこそ、言える事です。