削除出来るアプリが増えた

iPhone 6 PlusをiOS 10.0.2にアップデートして3日目です。 便利な機能に気づいたり、不便さに腹が立ったり。

それでもやっぱり、アップルらしさを一番感じたのは巧妙な引き算でした。

最初は第一面にホームキットが追加されたので驚きました。 iPhoneに機能を追加しようとしていると思いました。

第1面はiOSのアプリの中で使用頻度の高いアプリだけを表示されるようにしていましたが、ホームキットを第1面から移したところで、iOS 9では削除出来なかったアプリがiOS 10では削除出来るようになっている事に気づきました。

御覧の様に、ヒント、天気、カレンダー、リマインダー、メモ、ボイスメモ、iCloud Drive、iBooks、連絡先、コンパス、マップ、メール、計算機は、iOS 10では削除可能なアプリになりました。 iOS 10で追加されたホームキットさえ、削除されるアプリの一つに過ぎません。

iOS 10.0.2の一部として残っているアップルのアプリは、設定、App Store、時計、メッセージ、Safari、電話、写真、カメラと、Wallet、ヘルスケア、iPhoneを探す、になりました。

これがシンプルさを追求したアップルがiOS 10で出した答えです。

とても引き算の上手な人達なのです。

芸術的な引き算です。

これを駆け引きというのでしょう。

iPhone 7の販売に先立って行われたアップルのスペシャル・イベントは驚きでした。 ネットで観ただけでも衝撃です。 Siaのライブは追加されたけれど、開発の陣頭指揮を執ったジョナサン・アイブの姿は無く、会場で上映されたビデオのナレーションだけ。 Siaにしても、あの大きなリボンとおかっぱのウイッグですから、見えるのは真っ赤な口だけでした。

「肉を切らせて骨を断つ。」

日本人以上に日本人の精神を理解している人達だと思います。

Hey, Hi,  Hello!

あのiOS 10のチャントすら、衝撃です。

 

 

 

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