カマキリ消えてキリギリス
昨夜も熱帯夜でした。
白花夕顔は毎晩咲いてくれますが、葉っぱの枯れ方が半端じゃありません。
日中は相変わらず朝から蝉時雨ですが、先月から秋風が吹いています。
いつの間にやら秋色かまきり君は姿を消してしましました。
ミズノの草鞋サンダルに感謝の2012年
2008年にMacBookでlivedoorブログを始めて以来、幾つかの無料ブログのお世話になってきました。 ブログは初めての経験でしたから、最初の頃は夢もあったし、希望もありました。 続ける内に欲も出てアフィリエイトも増えました。 色々悩みもしましたが、その都度ひとつずつ片付けてきました。
昨年の大震災後、スマホを使うようになって、自分のブログをスマホで見て愕然としました。
パソコンのブラウザで見るのとは大違い。
無料ブログから足を洗おうと考えました。 削除できるブログは全て削除しましたが、どうしても削除できない記事が残りました。
ミズノのわらじサンダルリバイブIIの記事だけはどうしても消せませんでした。
その頃はまだ、博多阪急のイングス・スポーツで買えるとは知らなかったので、ミズノのオンラインショップで購入して紹介記事を書きました。
その紹介記事がミズノ賞に選ばれて、賞品としてRevive II をいただきました。
女性用のブラウンのSサイズです。
その時に戴いた賞品は、今現在74才の母が履いています。 その草鞋サンダルがないと、彼女は歩きまわる事が出来ません。 保育園という人の命を預かる事業を営んでいたので、万が一を考えて、先代から車の免許を取る事を禁じられていた母でした。
職場内ではコマネズミのように動き回っていましたが、忙しい現役時代の足はタクシーだったので、退職した時にはすっかり足が弱っていました。
骨粗鬆症で軽い外反母趾でしたから、少し歩くだけでもすぐに足の痛みを訴えました。 田舎暮らしでありながら、坂のある隣近所すら歩き回ることが出来ませんでした。 ちょっとした距離を歩くだけでも骨に負担がかかるのでお医者様からも「歩きすぎないように!」注意されました。
彼女の足に合う靴が無かったことも一因でした。 市内にあった馴染みの靴屋さんが廃業して、足に合った履きやすい靴を調整してくれる職人さんもいなくなりました。
母も昨年の夏からミズノの草鞋サンダルを履くようになって、普通の靴を履いて歩くと痛がるようになりました。
普通の靴を履いて歩くとやっぱり足の指が曲がりますから、その都度、私が足の指や足の裏をマッサージしてきました。デトックス系のオーガニック・オイルを使ったので昨年から今年にかけて、かなり酷い好転反応が出ました。
冬の間に汗をかかない体質になってしまったらしく、身体に溜まった毒素が排出できなかったようで、全身、油焼けしたようになりました。頭はブヨブヨで、顔は風船みたいに膨らみました。病院にも行きましたが原因不明。使ったオイルにも異常は無く、血液検査からもアレルギー反応は出ませんでした。
温泉通いを嫌がる母でしたが、再三再四薦めたので、遂に温泉とヨモギ蒸しに通うようになりました。今ではかなり症状が緩和されて、草鞋サンダルを履いてかなりの距離を歩いています。
「普通の靴では歩けない。」と言いますから、本当に草鞋サンダル様々なのです。
オリーブ橋小脳萎縮症という難病認定を受けて国立病院に入院している義理の伯母の足の状態についてもブログの記事では触れていました。読み返してみましたが、どうしてもミズノのリバイブIIの記事だけは削除できませんでした。
足のトラブルでお悩みの方は少なくないと思います。
足の裏は身体の中でも毒素が溜まりやすい場所です。 若い内からケアしてあげれば、年をとってから原因不明の病気に悩まされる確率は下がると思います。
私自身、40代で身体の調子が大きく変わりました。 私の曲がった足の指を伸ばしてくれたのは不思議な縁で通うようになったヒーリング・サロンの店長さん。 若いけれどもとても腕の良いヒーラーで、レイキもオイルマッサージも抜群の腕でした。 その職業を辞める前に、最後まで尽くしてくれた女性ですが、後になってから、ソウルメイトだったと知りました。母の恩師の息子さんの愛弟子でした。
目の前が真っ暗になって星が飛ぶほどの痛さ。
あんな施術は、普通は他人には施さないと思いますが、彼女の優しさと強さに今でも感謝しています。 娘の私が母の足をマッサージできたのは、彼女のお陰。
母が今でもこの世界に生きているのは奇跡だと思います。 長年子供達を可愛がってきた彼女自身の功徳かも知れません。 ご先祖様や恩師やお世話になった方々のお陰かも。
母になるひとも、そうでない人もいますが、母性というのは普遍的なものだと思います。
“Take life like a father. Give life like a mother.”
– Jim Rohn
女性性と男性性の両方があって、初めてこの世界は成り立つと思います。
ブログ削除を真剣に考えたら、故ジム・ローン氏の言葉を思い出してしまいました。
祈りと感謝を込めて。 2012年3月31日 YT